屋根板金の施工
峰延の4階建ての団地の屋根なのですが
既存の屋根を剥して新たに屋根板金を施工している様子です。
下の写真が既存のサビてボロボロになった屋根板金。
それを、全部剥して新たにアスファルトルーフィング(昔は黒紙と呼ばれていたもの)を敷き
その上に、屋根板金を施工します。
下に敷くアスファルトルーフィングも屋根の下側(水下)から
100mm以上ずつ重ねて貼っていくのですが、この重ね巾をきっちり守らないと
雨漏りの原因になります。
ハゼの部分(2枚の屋根板金がつながってる部分)が凍害によって浸み込んだ
水を防いでくれるシートなのですが、これが瓦屋根のの様に重ね合わせていることで
浸み込んだ水が逆戻りすることなく、屋根なりに流れて、雨漏りを防いでくれる
重要な役割を果たしてくれています。
屋根板金と言えば上に載ってる金属部分を見がちですが、
その下にあるシートもかなり重要な役割を担っています。
もちろん、屋根板金も雨、風、雪、日光(アスファルトルーフィングは日光に弱い)
から建物を守ってくれますが、その下のシートも大切ですね。
今回はそんな縁の下の力持ち的なお話でした。
山崎