この写真は某ＳＴＭ邸の写真なのですが、

1階の天井部分を写しています。

2階の床、1階の天井部分の木材の下に防湿シートを貼り、

その下にＳＲバーと言われるものを付けるのですが、（アルミ製で穴の開いている板）

これが2階からの振動（2階で歩いた時のﾄﾞｽﾄﾞｽという音）を軽減する働きをします。

この部材を使ってないと、2階の床に直で天井石膏ボードを貼りつけてしまうため、

振動が直接伝わってしまう。

このＳＲバーを使っていると、バネの役割をしてくれて振動をある程度吸収してくれるというものです。

初めて見たときは「何だこの金属は」と思ったのですが、2階の床の中にグラスウール入れるだけより断然

遮音性がいいとの事なので「へ～こんなのもあるんだ」と感心してしまいました。

今回は私も知らなかった建築の豆知識でした。

山崎