家づくりを考え始めた当初は、特にこだわりもなく、いろいろなハウスメーカーや住宅会社を回ったというI様ご夫妻。

「娘が独立したこともあり、夫婦でゆったり過ごせる平屋の家が欲しいと考えていました。大手メーカーのモデルハウスなどタイプの異なる10社くらいは見学したと思います。土地のことも相談していたのですが、なかなか良い土地に巡り合えませんでした」と話します。

「佐藤工務店さんを知ったのは完成見学会のチラシ。担当の渡邊さんにも土地のことを相談し、探していただきました。その間のやり取りで、お人柄も知ることができましたし、センスが自分たちの求めるものに近いな、と感じました」と言います。

地元の情報に明るい地場工務店だけあって、希望の土地が見つかってうれしかった、とも。
「打ち合わせ回数が多く大変だったけれど、楽しく一緒に家づくりを進められたのは、話しやすく親しみやすい渡邊さんだったから」と振り返ります。

実際に家づくりが進んでくると、「あれを採用したい、これもいいな」という想いが出てきたと話すI様。
「断熱性能の高い平屋という希望はありましたが、それ以外の部分では、見学を重ねたことで採用したいものが具体的に見えてきました。多目的に使えるロフトは、渡邊さんの家を見させていただいたことでイメージをつかみやすかったです」と話します。

「ほかの会社さんとの話は、"当社の仕様はこれです、これとこれから選んでください"という感じでした。佐藤工務店さんは、たくさんの提案があって、フットワークも軽く、疑問点にもすぐに応えてくれ、家づくり自体が楽しかったですね。部材や仕様などが多くて、決まるまでにかなり悩みましたが、大満足の家になりました」と笑います。
重視していた性能面についても「とても暖かい」と言い、グレー系で統一感した大人カッコいい内装や家のどこにいても飽きないデザインもお気に入りだと言います。

「家づくりは多くの方にとって一生に一度のことだと思います。できるだけいろいろな家を見学し、たくさんの話を聞いて参考にすることをお勧めします。建てたいと思う会社の施工例を見ることも良いと思います」とI様。実際にモデルハウスや完成見学会をはじめ、建築途中の家も見たと話し、勉強になったと言います。

「以前住んでいたところから職場までの通り道だったこともあって、自分の家ができていく様子を見ることができ、完成が楽しみでした」とも。床や壁などは、統一感が出るように色選びをしたけれど、養生が外れるまでは、ドキドキしていたというI様。「色の組み合わせと仕上がりが気に入っています。しっくりくる、という言葉がぴったりです」。

納得の家づくりのためには、自分たちの要望をきちんと伝えること。
お互いにたくさんの話をすることで、想いも理解してもらえ、より良い提案やアドバイスをいただけると思います、と教えてくださいました。

（取材日／2022年3月中旬）