設計部ログ
ライニングについて
2025.06.04 UP
ライニングについて
ユーティリティールーム(UT)によくある、壁から出てるこのでっぱり
調度窓下まで10cmぐらい出ているのですが、この中には水道管や電気線などが
走っています。
何故、このように壁を作っているのかと言うと、この壁が耐力壁なので出来るだけ
耐力壁内部に配管等で穴をあけたくないので、自社では耐力壁となる1次壁は
木材で壁を作った上に石膏ボード12.5mmを貼って、普通の耐力壁としたうえで
更にその前方に木枠で配管用の壁を施工してます。
もし、改修工事で配管をやり直すとしても、ライニング部分の壁を壊すだけで、
出来るだけ耐力壁をいじらなくて済むように、地震などがきて建物が揺れたとき
配管部分が欠点にならないように、配管にも損傷が行かないようにと、
弊社ではこのように作ってあります。
このでっぱてる部分を色を変えたり、キッチンパネル等で防水がてら色を付けてみたりと
アクセントとしても飾ってみても良いかもしれませんね。
今回は弊社の仕様UTのライニングについてでした。
山崎