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24時間換気

何回か「換気」について記事を書いているのですが、

今回は24時間換気について書いていこうかと思います。

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2003年にシックハウス症候群の対策として24時間換気のもしくはそれに相当する

設備の設置が義務化されました。

主にホルムアルデヒドと呼ばれる防腐剤が木材に使われているため、

それがシックハウス症候群の原因とされていたため、新築時等、新しく木材を使った際

その木材から、ホルムアルデヒドの成分が室内に散布され体内に吸い込むのを防ぐために

常時換気し空気をクリーンに保つために設置義務が生じました。

木材に含まれているホルムアルデヒド等も、だいたい3年から5年で抜けると言われているため

シックハウスにに対する24時間換気の意味は終わってしまうのですが、24時間換気システムの

用途はそれだけじゃなく、部屋の普段の換気(匂いや湿度)、ハウスダストの低減、

熱交換システムによる熱損失の低減など、多用途にわたるのでこれからも24時間換気は

使い続けていくことになります。

設置義務から22年、換気システムの耐用年数が約10年と言われてます。

普段から運転しっぱなしだと思いますが、何か不調が有ったら

一度点検してみてもいいのかもしれませんね。

山崎

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