木が持つやさしい素材感と伸びやかな空間が心地良いY様邸。
「同じ敷地内に建っている、今まで住んでいた家もまだまだ暮らすことが出来ますが、漠然と40歳前には家族の成長を見守ることのできる家を建てたいと考えていました。いずれ就職や結婚などで子どもたちが家を出ることになっても気軽に帰省できる家にしたいと思っていました」とY様。

住宅展示場でおしゃれなインテリアが良く似合う輸入住宅を見学し、心惹かれたという奥様。
「空知エリアの加盟店を調べ、以前は佐藤工務店さんで施工していたけれど、現在は取り扱いがないと知り、一旦はあきらめました」と話します。

「そこから少し経ち、佐藤工務店にリフォームを依頼した親戚から"家を検討しているのなら、良い人を知っているよ"と紹介されたのが渡邊さん。会ってみたら親身に相談に乗ってくださって、これはご縁かな、もうお願いするしかない、そう思いました」と笑います。

家族それぞれの役割分担ができており、家づくりはスムーズだったと振り返るY様。

「間取りは主に父が決め、自分は書類上のこと、妻はデザインや仕様を決めたりと、担当分けが出来ていたと思います」とY様。敷地の一部が農地に掛かってしまったため、役所に提出する書類も手間が掛ったそうですが「申請は自分たちでやらなければいけないのですが、分筆登記の必要書類など渡邊さんに教えて頂き助かりました」とにっこり。

Y様邸は、やわらかな雰囲気の白い外壁に、落ち着きある色味の赤い屋根。アールデザインや窓廻りにアクセントのある上げ下げ窓、アイアン飾りなど洗練の外観デザイン。

「家づくりはそう何度も経験できることではありません。床や壁の色や素材、収納のことからスイッチなど細かな箇所まで、ひとつひとつ考えて選ぶ時間が本当に楽しくて充実感がありました。家の完成はうれしいけれど、打ち合わせが終わってしまうことが寂しくて...」と奥様。

「せっかく家を建てるのだからじっくり検討したいと思っていたのですが、作物を育てたり、地域役員を引き受けていることもあって、なにかと気忙しい日々。こちらの都合に合わせ、冬場の農作業の閑散期に打ち合わせできたので、きちんと時間が取れ、助かりました。これからこの家でたくさんの家族の思い出を作っていけたらうれしいです」とY様。

「担当の渡邊さんからの女性ならではの提案が参考になりました。多目的流しは、息子の野球道具をサッと洗えるし、子供たちが自分で上靴を洗うのにもちょうど良いです」と奥様。
良き相棒として言いたいことを言い合え、どんな些細なことも気兼ねなく聞け、レスポンスも早かった、とも。「娘たちの部屋は、吹き抜けを挟んで向い合わせにし、小窓を付けました。家族のコミュニケーションが取り易くなったと思います」と奥様。
「相性の良い担当者と出会えたことで良い家づくりができました」と話してくださいました。

（取材日／平成29年7月下旬）