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佐藤工務店

昔のトイレ

 最近、TVやネット上で、日本のトイレがよく取り上げられていますが、
ほんとに便利で美しく心地よいものになりました。(足もしびれず・・・)
子供たちも、このきれいなトイレが当たり前の世の中に住んでいるので、
どれ程ありがたいか、あまり実感できないかもしれません。

・・・で、またもや、「昔の・・・」トイレ事情をお伝えしようかと思いました。

今からたった(???)40年ほど前は、こんなトイレが主流でした。
皆さんも聞いたことがあるかと思いますが、あの有名な・・・「ぼっとんトイレ」
スリッパのような形をした、あれです。 しかも、小さな穴ではなく、全面穴です。

          bottonbenki.pngのサムネール画像のサムネール画像     

「金かくし」 とも言われていますが、下(便槽底)が真っ暗でほんとに怖かったです。
だから、小さい頃はみんな、夜のトイレは一人ではいけませんでした。 (いろんな意味で怖い)
 
フタ も進化しました・・・最初は木で作ったものでしたが、
後には、プラスチック製のモアイのような顔をしたフタが出てきて、ある意味これも怖かった・・・

        huta.png

でも、金かくしがあるならまだ良い方で、中には穴だけのもありました・・・こんな感じ・・・
       inotikgake.pngのサムネール画像

そして、トイレットペーパーはというと、この歌で当時の様子を想像してみてください。

  ♪ 「国民のチリ紙(し)、茶ちりは〜安くて枚数が多い!
        白龍では高すぎる、新聞紙で固すぎる、
         国民のチリ紙(し)、茶ちりは〜安くて枚数が多い!」 ♪〜

  (注) 茶ちり: 庶民向けの薄茶色っぽいトイレ用ちり紙 新聞紙より少し柔らかい
        白 龍 : 絹のように柔らかく真っ白で上質なちり紙、四つ折にしてお出かけ用にも
       (※いずれもB5位の四角い紙、トイレ右前方に箱に入れて設置)

だから・・・今時の清潔トイレと優しいトイレットペーパーに只々感謝です!!

                 設計部 aya

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