ちょこっと知ったか(ぶり)1 アルゴンガスって何?
寒〜い北海道の冬!
1月30日の美唄は、最低気温はまあまあの−20℃でしたが、
平均気温が−13.4℃と、この冬一番の一日中寒い日でした。
お天気は最高に良かったので、まさに放射冷却のため、
雪道を歩くキュッキュッという靴音がとても心地よくもありましたが、
でも、やっぱり「さびーな!」でした。
だから尚のこと、温かい家の中はホッとします。
何といっても、窓が昔とは大幅に変わりましたね。
昔の窓は1枚単板ガラスに木の枠で、
おまけにレールに乗せているだけなので、隙間風スースー・・・
寝ている間に顔周りの布団だって、
息が結露して水滴が付く位・・・だったのですから・・・
今は2重ガラスで枠も樹脂だから、
結露しにくくしっかり断熱してくれます。 あったか〜!
おまけにガラスとガラスの間には、
熱伝導率の低いアルゴンガスやクリプトンガスが封入されているので、
さらに優れた断熱性能を発揮!
・・・でもアルゴンガス、クリプトンガスって何? ・・・ですよね。
アルゴンガス Ar 原子番号18 希ガス(科学的に安定、科学反応しにくいガス)
クリプトンガス Kr 原子番号36 希ガス(科学的に安定、科学反応しにくいガス)
空気中にわずかに含まれている無害なもので、
電球や蛍光灯の中にも入っている割と身近なものなんですって!
燃焼しない(安定性)のと、空気より少し重いので動きにくい(不活性)から
熱を伝えにくいのだそうです。
アルゴンガスは30%、クリプトンガスは60%、熱の伝わりを抑えます。
最近は3重ガラスも多く使われるようになりました。
北海道の冬も、本当に温かくなりました!
設計部 aya