私たちの家づくり

佐藤工務店

工法・構造

当社で施工する新築の構造体は枠組壁構法を採用しております。※在来軸組構法での施工も可能です。

枠組壁構法

木造枠組壁構法(2×4工法)とは

欧米では標準的な木造住宅の構法ですが、日本でも1974年頃から建築されるようになった構法です。

木造枠組壁構法は、耐力壁と剛床を強固に一体化した箱型構造です。
木造軸組構法が、柱・梁・筋交いといった軸組(線材)で支えるのに対し、木造枠組壁構法では、フレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)で支える構造体です。それゆえ、高い耐震性・耐火性・断熱性・気密性・防音性を備えることができるのです。

また、「2×6工法」とは外壁の材料を一般的な204材ではなく206材で組み立てた構法をいいます。ですから、壁構造部の厚みが89mmから140mmとなり51mm厚くなり、充填断熱構法の場合その差分が断熱性を向上させます。

使用する製材は、主に、寸法形式204(38mm×89mm)・206(38mm×140mm)・208(38mm×184mm)・210(38mm×235mm)・212(38mm×286mm)・404(89mm×89mm)の6種類と構造用合板だけであり、規格化された木材は、工場での大量生産により手間やコストを抑えることが出来ます。

2階の床根太にはエンジニアウッド(以下:EW材)を使用しております。EW材とは加工工場にて製造された工業製品で、主に接着剤を用いて作られる木質系材料の総称です。当社で使用しているEW材はI型ビーム、集成材、LVL(構造用単板積層材)で、いずれも製材より高強度です。また同じ木質系であることから製材との相性も良く、釘打ち、現場加工等も行なう事が出来ます。

枠組壁構法の特徴

耐震性

平成7年に阪神・淡路大震災では直下型で震度7という激震により大惨事となりました。この地震による家屋の被害は、全壊約10万棟、半壊および一部損壊が約29万棟。しかし、2×4工法住宅の被害は日本ツーバイフォー建築協会の調査によるとほぼありませんでした。特段の補修をしなくとも居住が可能な状態で激震を乗り切ったのです。被害があった物件は地盤そのものが移動・液状化によって不同沈下を起し損壊したものです。また、新潟県中越地震でも同協会による調査では大きな被害はなかったと報告されています。

地震で亡くなってしまう方の9割が建物の倒壊による「圧死」といわれていますので、いかに耐震性が重要かがわかります。
2×4工法は構造用合板等を直接打ち付けた耐力壁および剛床で建物を強固に一体化しているため、耐震性・耐風圧性に優れています。これに対し、木造在来軸組構法の建築物は、倒壊したものや、大きな被害を生じたものが多かったのです。
(ただし、住宅の絶対数は木造在来軸組構法の方が格段に多いこと、全体的に築年数が古めであることは留意すべきです。)

しかし、木造枠組壁構法の建物に全く被害が出なかったわけではありません。耐震強度が高いからと言って、家具固定、ガラス飛散防止、避難経路の確保などを怠ってはいけません。

耐火性

構造用製材の含水率19%以下の日本農林規格(JAS)に基づく乾燥材(KD材)を使用。

通気構法:構造材の耐力を減衰させる要因の一つに内部結露があります。特に北海道のような室内外の温度差が激しい地域で発生しやすいです。そこで、外壁沿いに通気できるスペースを設け内部の湿気を外部に逃がしてあげる構法を用いています。外壁を貼る前に白い紙(透湿防水シート)のようなものを施工しているのを見たことがあると思いますが、あれは内部の湿気は外に逃がしますが、外部からの水や風を防いでくれる役目を果たしています。

2×4工法は、日本で1974年にオープン化された新しい構法ではありますが、北海道では古くから用いられていた工法でもあります。
その一例は札幌市にある「時計台」です。築140年近い建物で補修は行われてはいますが、今もなお健全に建っています。

断熱・気密・防音性

壁や床といった面要素を基本としていることから、隙間を極力少なく施工でき断熱性・気密性・防音性に優れています。特に気密性については、断熱材と防湿気密シートの使用により、比較的容易に次世代省エネルギー基準に適合した建築物を造ることが出来ます。

当社基準:相当隙間面積(C値)「1.0」以下。
※省エネ基準等級4では「2.0」以下となっている。(数値はI地域参照)

マルチフレーミング工法

躯体は、自社パネル工場にてシステム化された工法によって、0.1mm単位での高精度な構造パネルを製作しています。

  • 造る

  • 建方

  • 自社パネル工場。

  • 在庫製材・資材はヤード部に保管し、雨や雪が当たらないようになっております。

  • 部材を0.1mm単位で加工できる「ジャンピング・クロス・カットソー」を使用してパネル化する下準備を行います。

  • 壁パネルを製作するブース。

  • 床・天井・屋根パネルを製作するブース。

  • 製作されたパネルは、施工時まで雨などに当たらないように養生をして保管します。

  • 土台敷き。

    一定間隔および隅角部をアンカーボルトによって基礎と緊結・隅角部の釘打。土台には防腐処理材(K2相当以上)を使用。

  • クレーンを使用して1階根太敷き。土台との接合は釘打。

  • 根太を敷き終えたらその上に構造用合板15mmを接着剤塗布して釘打。

    ※多くの現場は1日目の作業としてはこれで終了します。

  • 1階壁パネルをクレーンで吊り所定の場所へ設置し釘打。

  • 2階床パネルをクレーンで吊り所定の場所へ設置し釘打。2階床根太にはEW材を使用し、たわみと強度を考慮した「I型ビーム」を使用。また端根太や側根太を製材ではなく伸縮性が同じLSLで製作。

  • 根太を敷き終えたら、その上に構造用合板15mmを接着剤塗布して釘打。

  • 2階壁パネルをクレーンで吊り、所定の場所へ設置し釘打。

  • 天井根太パネルをクレーンで吊り、所定の場所へ設置し釘打。

  • 小屋組パネルをクレーンで吊り、所定の場所へ設置し釘打。

  • 垂木パネルをクレーンで吊り、所定の場所へ設置し釘打と金物設置。

  • 垂木を敷き終えたら、その上に構造用合板12mmを釘打。

  • 雨や雪、風が建物に入らないように養生して終了。1階壁から養生までは1日で施工が可能です。
    ※規模によっては2日以上かかる場合有り。

その後は外壁下地造作(通気構法)、サッシ取付、補強金物設置、板金工事、軒天造作etc・・・へと続いていきます。

基礎設計施工内容

佐藤工務店の新築は全棟地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)を実施し、その結果で基礎を設計しています。地盤補強(杭打設)を実施するか否かは弊社の設計考察だけではなく、地盤調査を実施している第三者の考察を踏まえ一棟ごと入念に設計し確認をしています。

地盤補強あるなしに関わらず布基礎は「地中梁」として考え、縦筋(あばら筋)の上端は通常フックを設けなければならない。しかし、小規模基礎の場合はフックの拘束効果が低いことから、それを省略して施工していることがあります。佐藤工務店の基礎は全棟そのフックを省略することなく、より強固で安心な基礎を施工しています。

また、隅角部には定着はもちろんですが、加え斜め補強筋を入れることでより補強度を増して施工しています。

省令準耐火内容

佐藤工務店の2×4工法は省令準耐火を標準仕様としています。

省令準耐火構造とは建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいいます。省令準耐火には次のような3つの特徴があります。

  • 特徴1隣家などからの延焼防止
  • 特徴2火災が発生しても一定時間部屋から火を出さない
  • 特徴3万が一部屋から火が出ても延焼を遅らせるというものです。

なお、詳細は住宅金融支援機構HP【省令準耐火構造の住宅とは】をご参照ください。

住宅金融支援機構

メリットとしては上記に挙げる特徴の他、火災保険・地震保険料がかなり抑えられるということです。

新築後10年間の火災保険・地震保険料例

条件(10年間)
建物 130m²(約39坪)
建物2,400万円
保険 家財保険付帯
地震保険付帯(建物・家財)
省令準耐火 32万円/10年間
非準耐火 68万円/10年間

※一般的な条件を元に平成29年2月現在の試算で、上記条件により金額は違いますのでご留意ください。

10年間で差額が36万円となります。(月々換算3,000円)

もちろん、10年後の更新の際にも省令準耐火は有効となりますので、現行では更新時でも割引が適用されます。
上記の差額の中には地震保険割引も適用されており、2×4工法は耐震に優れているため他の住宅工法よりも保険料が50&程となります。

※差額については保険会社によって異なりますので、その都度試算させていただきます。

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