Structure

佐藤工務店の家は、全棟地盤調査を実施した基礎構造と、
工場にて製材&施工現場で組み立てる
「マルチフレーミングシステム」を導入した『2×4住宅』です。

Structure

佐藤工務店の家は全棟地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)を実施。その調査結果をもとに地盤補強・基礎設計を行っています。地盤調査を専門としている第三者機関の考察を踏まえることで、自社の目だけに偏らない、公正で安心かつ安全な構造の家を建てることが出来ます。

より強く、より確かに

地盤補強のあるなしに関わらず、布基礎は「地中梁」を前提とした全棟のフックがけを実施。また、隅角部の定着はもちろん、斜め補強筋を加えることでより補強度を増しています。

Method

2×4工法イメージ

2×4工法(木造枠組壁構法)とは、2×4インチの木材で作られた枠組み(フレーム)に構造用合板を合わせて頑丈な六面体構造を形成する工法です。

使用する主な木材は、寸法形式「204(38mm×89mm)・206(38mm×140mm)・208(38mm×184mm)・210(38mm×235mm)・212(38mm×286mm)・404(89mm×89mm)」の6種類と構造用合板のみ。
このように建材を規格化することで工場での大量生産が可能になり、通常の製材よりも手間やコストが軽減されるメリットもあります。

また、2階の床根太に使用している当社の「EW(エンジニアウッド)材」は、I型ビーム、集成材、LVL(構造用単板積層材)と、いずれも高強度なものばかり。
コストパフォーマンスの高い、丈夫で安全な家。それが「佐藤工務店の2×4工法」の特徴です。

Merit

  • 自然災害に強い建物全体で力を受け止める耐震構造のため、地震や台風を受けても変形しにくいのが特徴です。昨今の大震災でも、2×4住宅のほとんどが全半壊しませんでした。

  • 耐火性が高い室内の出火を内部だけに留める「ファイヤーストップ構造」のおかげで、外まで火が漏れにくく、被害を最小限に抑えることができます。その耐火性の高さから、火災保険料が安価になるのも嬉しいポイント。

  • 省エネもばっちり床・壁・天井に隙間のない高い気密性であることから、室内が外の気温に影響されにくく、エアコンの効果をフルに発揮することができ、無駄な電力を消費しません。

  • 丈夫で長持ち厳しい強度審査をクリアした乾燥木材のみを使用、断熱材と通気層の構造が結露・湿気を防ぎ、長く暮らせる丈夫な住まいを実現しています。

  • メンテナンス性が高い建材の規格化など構造ルールが徹底されている2×4住宅は、将来のメンテナンスやリフォームの時に計画が立てやすく安心です。ライフスタイルに合わせたカスタマイズもお任せください。

  • 豊富なデザインが可能構造は徹底されたルールで、デザインは自由に。というのが佐藤工務店が建てる2×4住宅の魅力。洋風から和風まで、可愛い系やモダン系など幅広いデザインが可能です。

  • 環境に優しい2×4住宅の木材は、二酸化炭素を吸収して酸素を出すことから「第二の森」と言われています。さらに製造過程で生じる二酸化炭素量は鉄筋コンクリート造の約半分。地球に優しい住宅です。

Precut

プレカットとは、住宅に使用する建材をあらかじめ工場で加工することで
「綺麗な現場・工期の短縮・コスト削減」を叶える加工技術です。

Merit

  • 綺麗な現場/使用する建材は工場で事前に準備されているため、現場で加工する必要が無く、無駄な破材やゴミを生み出しません。

  • 工期の短縮/希望の引越しタイミングに合わせやすい、構造体が外気に触れる時間が短く高品質、コストの削減など、工期の短縮はあらゆるところでプラスの効果に繋がります。

  • コスト削減/綺麗な現場のため資材の処分費用が発生しなかったり、工期の短縮により人件費や仮住まい費用が抑えられたりなど、完成までに至るまでのコストを大幅にカット。

自社プレカット工場

佐藤工務店では、本社近くに独自のプレカット工場を持っているため、高い加工技術を保持しながら、よりスピーディーな仕上がりでご提供しています。

事前予約制で工場見学も受け付けています。自分達の家に使われる木材を、加工現場から見届けることで完成時の感動もひとしお。
ぜひご家族みなさまで見学しに来てくださいね。

Build a house

工場にて製材&施工現場で組み立てる「マルチフレーミングシステム」を導入しています。

  • 準備する
  • 建てる
  • 自社パネル工場。

  • 在庫製材・資材はヤード部に保管し、雨や雪が当たらないようになっております。

  • 部材を0.1mm単位で加工できる「ジャンピング・クロス・カットソー」を使用してパネル化する下準備を行います。

  • 壁パネルを製作するブース。

  • 床・天井・屋根パネルを製作するブース。

  • 製作されたパネルは、施工時まで雨などに当たらないように養生をして保管します。

  • 土台敷き。

    一定間隔および隅角部をアンカーボルトによって基礎と緊結・隅角部の釘打。土台には防腐処理材(K2相当以上)を使用。

  • クレーンを使用して1階根太敷き。土台との接合は釘打。

  • 根太を敷き終えたらその上に構造用合板15mmを接着剤塗布して釘打。

    ※多くの現場は1日目の作業としてはこれで終了します。

  • 1階壁パネルをクレーンで吊り所定の場所へ設置し釘打。

  • 2階床パネルをクレーンで吊り所定の場所へ設置し釘打。2階床根太にはEW材を使用し、たわみと強度を考慮した「I型ビーム」を使用。また端根太や側根太を製材ではなく伸縮性が同じLSLで製作。

  • 根太を敷き終えたら、その上に構造用合板15mmを接着剤塗布して釘打。

  • 2階壁パネルをクレーンで吊り、所定の場所へ設置し釘打。

  • 天井根太パネルをクレーンで吊り、所定の場所へ設置し釘打。

  • 小屋組パネルをクレーンで吊り、所定の場所へ設置し釘打。

  • 垂木パネルをクレーンで吊り、所定の場所へ設置し釘打と金物設置。

  • 垂木を敷き終えたら、その上に構造用合板12mmを釘打。

  • 雨や雪、風が建物に入らないように養生して終了。1階壁から養生までは1日で施工が可能です。
    ※規模によっては2日以上かかる場合有り。

その後は外壁下地造作(通気構法)、サッシ取付、補強金物設置、板金工事、軒天造作etc・・・へと続いていきます。

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